2009 年04 月23 日(木) おがわ
素晴らしき手作業
デザイン室・おがわです。
先日ひさびさに陶芸教室に行ってきました。
素手で土をさわる『ヒヤッ』と感がたまらなく好きです。
何をつくろっかなぁと悩んでいる時間も『良い』です。
こんな土の固まりが、丈夫な焼き物になるのですから、
昔の人の知恵と技術は素晴らしいものだなと思うのです。
おがわ作(焼き上がってくるのが待ち遠しいです♪)
実はわたくし、小川の実家は栃木県でして、
(トライには先輩とちぎっこが2人います♪)
栃木で陶器といえば益子焼が有名です。
毎年春と秋には益子市をあげての陶器市が行われます。
東京の有名デパートなんかで売られる半額以下で、
実際に作った方から直接陶器を買えるのが魅力だと勝手に思っています。
また、好きな作家さんができると毎年足を運ぶのがとても楽しみになり、
点数が極端に少なかったり、あまりピンとくるものがなかったりすると、
『この人、スランプなのかなぁ。悩みなら聞くのにな。。』と
分け分からん心配をしてしまいます。。
益子焼の有名人といえば、濱田庄司ですね。
柳宗悦(柳宗理の父)や棟方志功、
バーナード・リーチらと日本に民藝運動を広めた方です。
目黒区の駒場に日本民藝館があります。
↑
歴史の詰まったお屋敷です。
↓
民藝館までのお散歩道。
桜もいいですが、何気なく咲いているタンポポも可愛いです。
今は棟方志功の特別展が催されています。
民藝館は建築物として見るのも趣があって素敵だと思います。
棟方志功といえば、版画ですが、今回は倭画と書の世界。
これは見なくてはと思い、先日見に行ってきました。
中でも「無事」の二文字の書はとても迫力があり、気合いを感じました。
同時にアフリカの民藝品の展示もありました。
奇妙な形をした狩り用のナイフやお面、ラグマット(?)などなど。。
中でも服のテキスタイルは独特で、色使いも素敵でした。
ひとつひとつがとても丁寧で、日本の刺子に匹敵する地道な手作業が窺えました。
テキスタイルデザインもしてみたいなと意欲が湧いた一日でした♪
特別展 棟方志功
~倭画と書の世界~
2009年3月31日(火)~6月14日(日)
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