女たちの熱い夜

 

皆様こんにちは。企画営業の間瀬です。

このところ、気候もいよいよ夏めいてきましたね。

ビールも美味しいし、盛り上がるイベントもたくさんあるし、

夏って本当に楽しい季節ですよね!

 

 

・・・というわけで、先日ちょっと一杯引っ掛けようと、

お仕事の後に神田へと繰り出しました。

(トライのある本駒込周辺はお店が少ないのです)

 

 

神田駅構内で知人を待っていると、

なにやらピリピリとした様子で警備員が動き回っています。

 

「誰か偉い人でも来るのかしら?」

 

「そういえば以前神田の鰻屋で、

福田元総理のクローニンの会の会合か何かをやってて、

物々しい日があったなぁ」

 

「でも、偉い人は神田から電車なんて乗らないかな?」

 

などと一人考えをめぐらせながら、駅の構内構外をウロウロしておりました。

 

「警備員の人に聞いてみようかしら」

 

と思った矢先、向こうの方から何やら賑やかな音が聞こえてきました。

音に誘われるように商店街へと進み出た私。

途切れ途切れに降る小雨の中、

少しずつ近づいてくるのは・・・「お神輿」でした。

 

「お祭りだ・・・!」

 

威勢のよい掛け声、リズミカルに上下しながら堂々と進むお神輿、

しかも担いでいるのは・・・

 

そう、全員女性の「女神輿」なのでした!

 

 

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お神輿は駅へと到着し、ゆっくりと構内まで入って来ました。

金曜日19時半の神田駅は、仕事帰りのサラリーマンで混み合っています。

(まあ、私もその一人ですが)

モノトーンのサラリーマン群を掻き分け進む、

鮮やかな乙女や元乙女たちの女神輿。

 

雨で濡れた往来を地下足袋や裸足で進み来るいなせな姿。

 

いいですね~!!

 

男神輿も迫力があってよいですが、女神輿もまた素敵でした。

 

 

この日は5月8日。

後で調べたところ、おそらく神田祭の「氏子町会神輿神霊入れ」の日だった様子。

神田明神の神職が氏子町会の神酒所を訪れ、

明神様の御神霊を各町会の神輿に遷す神事のことらしいです。

氏子町会は108町会、神輿数は約200基もあるそうですので、

この日お神輿に遭遇した方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

 

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お神輿は駅構内をゆっくり練りあるき、

しばらくするとリーダーの掛け声とともに動きが止まりました。

ここで一旦中締めをしたようでした。

 

 

そんな様子を食い入るように見学していたところ、やっと待ち人が現れました。

女神輿でたっぷりと活気をもらった私。

「乙女たちに負けてらんないわ!」とばかりに、

神田の飲み屋街へ意気揚々と消え行く週末の夜なのでした。

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最終更新:2024/09/12 RSSについて

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