愛犬ハルの脱走劇

うちのメスのクロ柴10歳の話です。名前はハル。家犬です。

正月休みの最後の日に家の庭から脱走しました。

 

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朝、庭に出しておしっこうんちをさせて、そろそろと思い庭を見てみると、いなくなっていました。庭の扉に無理やり隙間を広げて逃走した痕跡があります。いつもなら庭に出した後に朝ごはんなので、よだれを垂らして待っているはずがこの日は外の世界に心を奪われたようです。


以前にも脱走の前科があり、その時は1時間くらいで帰ってきたので、今回もと思っていましたが一向に帰ってきません。しかたなく自転車で近所の探索に出ました。1月の寒空の下、1時間くらい探しましたが結局みつからず自宅待機。帰ってくるのを待つか、どこかの親切な人が、首輪の電話番号にかけてくれるのを待つという状態になりました。

夕方日も暮れたころ、玄関の外を見て帰って来ないなと思っていたら、カミさんが家電話に留守電が入っているのに気が付きました。聞くと柴犬を預かっているとの連絡。よかった。カミさんが速攻折り返し連絡して平謝りし、すぐ迎えに出発です。

で、保護されていたのが、うちから5キロほど離れた大きなお寺でした。うちは埼玉県ですが、その移動距離と場所にちょっとびっくり。5kmも移動してたということは、直径10kmと考えれば自転車で見つけるのは至難の技。それに、国道16号と17号という埼玉県でも屈指の交通量の幹線道路を横断していました。汗。。。たぶん横断歩道を渡ったと思いますが、このふたつの道路を超えることはまず無いだろうと勝手に想像していました。

そんでもって保護していただいたお寺ですが、元々6頭の柴犬を飼っていて、その柴犬たちに何食わぬ顔で混ざっていたそうです。あまりに普通にいたので、住職さん(飼い主さん)ははじめは1頭増えていることに気づかなかったそうです。たまたまこの日がドックトレーナーさんが来る日だったそうで、トレーナーさんに「1頭増えたんですか?」と聞かれて初めて気がついたという顛末。


狭いうちよりこのお寺で他の犬と一緒に暮らしたほうが、実は幸せなんじゃないのとか思いつつ、たくさんお礼を言って、引き取って帰ってきました。


帰ってからよくよく見ると体中に雑草の種らしきものがびっしりついていました。そういう場所を思う存分走り回ったのでしょう。さぞ楽しかったでしょう。こっちは心配しましたが、まあ無事に帰ってきてよかったです。その日のうちに見つかってラッキーでした。

 

おわり

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最終更新:2024/09/12 RSSについて

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