2014 年12 月26 日(金) 知花
2014 年12 月24 日(水) ヨリモト
2014 年12 月18 日(木) 亀村
小学校に通いだした長男の筆箱には折れた鉛筆の芯やら消しゴムのカスなど、
およそ実用性のないものがたくさん入っている。
3歳の次男は外で拾ってきた、ごく普通の葉っぱや石を握りしめ、
家に入ろうとするが、毎回、妻のブロックを食らっている。
そして、妻は言う。
「必要のないものは捨てなさい!」
ところが、息子たちに「大事なの?」と聞けば、
口を揃えて「とても大事」なのだという。
気持ちはすごくよく解かる。
実は私もなかなか、物を捨てることができない。
毎年、年末になれば、身の回りのものを
必要があるかないかの天秤に掛け、
なるべく身軽になって新年を迎えようとするのだが、
私の天秤は全くもって、正確ではない。
ほとんどが「必要」に傾くのだ。
つまり片付かない。身軽になれない。
そう、苦手。
そして、妻は言う。
「ゴミは捨ててよ!」
でもさ、、、捨てれます?
大事なんだもの。とっても。
あなたにとってはゴミでもさ。
もちろん、やる気がないわけではなく、
必要なのかどうかを一生懸命、考える。
考えた結果、「いつか、どこかで、役に立つかも・・・」とか
「これは記念の品だから・・・」と、
なかなか、きっぱり「捨てる」決断をできず、
とりあえず、ダンボールに入れて取っておくことにするのだ。
当然、必要になるはずの「いつか」や「どこか」は訪れたためしがなく、
大事だと思った「記念の品」はとりあえずのダンボールに入りっぱなしで、
二度と日の目を見ることはない。
いつの間にか、何が入ってるのかわからない
モラトリアムなダンボールが増えていき、
結局、数年の後、そろそろ的に捨てることになる。
そして、妻は言う。
「ほらね」
よっぽどじゃないと捨てる決断ができない。
とりあえず、とかいう生ぬるい措置で結論(捨てるの)を先延ばそうとする。
我ながら恰好悪い。
そうは思いつつも「ズバっと」いけないのも事実。
今年も軽やかな新年に向けた「捨てる」作業に
今から気が重いが、なるべく頑張ろうと思う。
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