2015 年04 月06 日(月) 小松(亜)
干しいも愛(第2章)
ついに、干しいもシーズンが終わりの時期を迎えました。(シーズン:12~3月)
ああ、切ない。
今シーズン、私が購入した干しいもは、合計27kg。
金額にして、54,980円。
昨シーズンの3倍以上になりました。
なんと充実した干しいもライフでしょう。
だいたい、こんな感じで豪快に取り寄せています。
まだ、注文を受け付けているサイトもあるので、気になる方はぜひ。
さて今回は、干しいも生産量日本一を誇る茨城県で、
毎年1月に開催される「ほしいも品評会」をご紹介します。
一般客による試食と投票で、干しいもナンバー1を決定するこのイベント。
毎年、茨城まで日帰りで足を運んでいましたが、
今年はついに、泊まりがけで参加してきました! 1人で。
会場は、ひたちなか市の大型ショッピングモール。
最寄り駅構内のコンビニには、ごく自然に干しいもコーナーが。
さすがご当地。気分を盛り上げてくれます。
しかし、のんびり見ているわけにはいきません。
品評会で試食&投票ができるのは、先着2,000名まで。
ここまで来て、定員がいっぱいだったら立ち直れません。
慌ててショッピングモールの広い敷地を走っていると、
ごく一般の買い物客と思われる人たちまで、
試食&投票のライバルに見えてきます。
負けるもんかー!
ようやく品評会の特設会場にたどり着くと、やはりたくさんのお客さんが。
特設会場はショッピングモール内に3カ所あるのに、
1カ所だけでこの賑わいです。
ところでこの品評会、実は事前に「予選」が行われています。
予選では農業関係者などいわゆる「目利き」が審査をし、
通過した干しいもだけがこの「本戦」に出品できるのです。
今年は、51品の干しいもが予選に参加し、21品が本戦に進出しました。
品種の内訳は「タマユタカ」10品、「べにはるか」11品です。
本戦では公平を期すため、生産者名や予選の順位を伏せて、
試食と投票を行います。
お客さんは写真のように小さく切り分けられた干しいもを食べ、
使った爪楊枝を「普通」「美味しい」「すごく美味しい」の
いずれかに投票します。
さっそく私も試食!
…うーん、「普通」? いや、「美味しい」?
………(熟考)。
と、いきたいところですが、後ろがつかえているため、
吟味している余裕がありません。
とりあえず爪楊枝を「普通」に投票し、次の干しいもを試食。
すると、今しがたの干しいもは「美味しい」にすべきだったと後悔。
21品もの干しいもを試食し、瞬時に正しく味を判断することは、
かなりの干しいも通でも難しそうです。
「生産者なのに自分の出品した干しいもがどれか分からなかった」
と、ある農家さんも話していました。
ちなみに会場では、出品された干しいもをこんなふうに展示しています。
きれいですねぇ。
そして目を引くのが、主催の皆さんが着ていたおそろいのジャンパーです。
着てみたいですねぇ。
「ほしいも品評会」の話題はまだ終わりません。
続きは次回の干しいも愛ブログ第3章で。
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