2016 年01 月22 日(金) 森田
「讃岐、稲庭、水沢そして武蔵野」
こんにちは、企画営業2部、メン食いの森田です。
日本の国民的な麺料理といえばうどんですね。
うどん界の絶対的王者として君臨する「香川県」、消費量でそれに続くのが実は「埼玉県」で文化として土地に根付いているんです。埼玉は水はけがよい土壌のため古くから盛んに小麦の生産がおこなわれてきました。そのため粉食文化が発達し、うどんだけでなくパスタも大好きで実は消費量は全国1位なんですね(「パスタ県」を名乗らないのは触れちゃあいけません)。
わたしが埼玉に引っ越してきた際に感じた・・・、
・「おうどん屋さんに長い行列が出来てる(驚)」
・「普通のスーパーでもイタリアンの食材が豊富だなぁ。」
これらの2つのことは
埼玉県の粉食文化に由来していたのだと実感したものでした。
そんな文化に触れようと先日、うどん打ちを体験してきました。
中学校の授業以来なので実に14年ぶりです。
材料は小麦粉(中力粉)1㎏、水450g、塩30gのみで、
体力と愛情がおいしさの鍵を握ります。
粉に塩水を注いで、粉っぽさがなくなるまで全体をかきまぜます。この時に下から上へ掬い上げるようにかきまぜるのがポイントです。
粉っぽさがなくなったら、いよいよ「捏ね」に入ります。ボロボロした状態のものを力を加えながら一塊にするように「グッ!グッ!」と捏ねていきます。捏ねだして約10分、だいぶきれいに丸くなってきましたので、形を形成して10分寝かせます。
その後、いよいようどん打ちの醍醐味である「踏み」の作業に入ります。中心から円を作るように踏み広げていきます。昔嫌いだった先生の顔を思い出しながら…、なんてことはありませんが、捏ね以上に力を込めて広げていきます。踏みの良し悪しでうどんのコシが決まるらしく、「手」、いや、「足」を抜けません。
1cmぐらいの厚さに広がったら、折りたたんでから丸くして、10分寝かせてから「踏み」なんて具合で3回繰り返したのち今度は麺棒の登場です。
丸く広がった生地を麺棒に巻き付けて手元に引く際に力を込めて広げていきます。十分に広がったら折りたたんでから切ると完成です。
先生が作ったうどんです、太さがそろってきれいです。
それに対して私のはというと、
太さがまちまちですが、それ以上にこの置き方はラーメンですね。
やはり市販のものに比べ、味わいもコシも格別ですので、
皆さんも一度うどんを打ってみてはいかがでしょうか。
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