ゴルフの神髄は・・・?

現存する社員の最古参、企画営業二部の大久保、

キャリアの数だけ趣味があるのですが、

現在の趣味筆頭は、43歳で始めたゴルフです。

 
現住所の那須塩原市は、自宅から車で40分圏内に、
数えきれないくらいのゴルフ場がある土地柄。
ゴルフはいわば「地域スポーツ」です。
 
このスポーツの魅力は、
「己の赤裸々な内面と直面させられること」
にあると申せましょう。
 
ああ、自分と言うのは、思ったよりセコく、臆病で、見栄っ張りで、
欲深く、嫉妬深く、浅はかで、しかしチャレンジ精神に満ちており、
くじけないものであるなあと、毎回毎回思い知らされます。
 
先日、BSで放送された海外ドラマ「名探偵ポアロ」の中での、
助手のヘイスティングス大尉と探偵ポアロの会話は、
まさにゴルフの神髄を言い当てておりました。
 
ある英国紳士が死体で発見されます。
自殺か他殺か、疑わしい状況です。
 
ヘイスティングス大尉は、生前の英国紳士の人となりを
次のようにポアロに伝えます。
 
へ大尉 「彼はスポーツマンで、とりわけゴルフの腕前は抜群でした。
       ハンディキャップは0。だから、自殺なんかするわけありませんよ。」
 
ポアロ 「ゴルフが上手いからと言って、自殺しない理由にはならないでしょう?」
 
へ大尉 「ああ、ポアロさんは、ゴルフをご存知ないんでしたね。」
 
ヘイスティングス大尉の言うとおり。
メンタリティが強くなければゴルフは上達しません。
 
これからの季節、やけに真っ黒けな顔で、お打ち合わせにお伺いしたら、
「ああ、この週末も、大久保は精神修行に励んだのであるなあ」とお思い下さい。
 
修行の道は果てしなく遠いのです。
 
20160620.jpg
このエントリーをはてなブックマークに追加

最終更新:2024/09/12 RSSについて

月別記事一覧