焼鳥の話などではなく

冬休み中に実家の近くで撮った写真ですが、

鳥の名前が分かりません。

 

写真①0131.jpg

 

(※モザイク部分はハトをお食事中ということで、、、)

 

気になったもので、ネットで「猛禽類」「タカ」などの

ワードで画像を検索してみたところ、

鳥素人には見分けがつかない似たり寄ったりの

鳥類がいくつも存在するようです。

 

その中から写真の鳥を特定するには、

羽の模様や各部位の形状から

僅かな違いを識別せねばならず、、、

なかなかの時間と労力を伴う作業です。

 

しかしながら、小学生時代を全盛期の宗兄弟と共に

駆けぬけた世代としては、鳥の1羽や2羽見分ける程度のことは、

茂氏(兄)と猛氏(弟)を見分ける過程で培った

目利き力をもってすれば、そう難しいことではないだろう、

とタカをくくっていたのですが、これがまあ手ごわいのです。

 

例えば、羽の模様が明らかに違うものは

候補から外していくのですが、

ややこしいことに猛禽類のほとんどが、

幼鳥/成鳥の時期や、オス/メスで

その模様が違ったりするため、

当初は見た目が全然違うからと除外していた種類の鳥も、

条件次第では

 

「鳥(チョウ)ーッス!...写真の鳥、

 もしや幼鳥時代の自分かも知れないっす。」

 

とばかりに、どうにか確定しつつある候補枠内に

バサバサと飛び込んで来るもんで、

調べを進めるほどに、絞り込むつもりが

逆に増えてしまうという珍事態に陥ってしまうのです。

 

さらには、これに違いないと思った鳥を調べてみると

「ハトを捕食することはありえない」との記述が出てきたり、

そもそも時期的に日本にいるはずがなかったり

(渡り鳥で海外へ移動中)と、

調べては振り出しへ戻る、の繰り返しで遅々として進みません。

 

らちが明かないのでこれだけは使うまいと決めていた

「ネット掲示板」を頼って質問してみたところ、、、

 

Q:この鳥はなんですか?(15:05)

A:過眼線と顎線が明瞭ですね。

  これはタカ目タカ科の「ノスリ」です。(17:00)

Q:ありがとうございます、ベストアンサー差し上げます(17:15)

 

と、半日もたたぬうちにあっさりと正解をいただきました。

(初めからこうすれば良かった、、

 それにしても鳥類マスターの知識たるや!)

 

ちなみに「ノスリ」は、(諸説あるようですが)

鷹狩に使いものにならないことや、

猛禽類の中でもそこいら中にいる鳥、というマイナスイメージから

「糞鳶(くそとび)」や「馬糞鷹(まぐそだか)」という、

今にもPTAが怒鳴り込んできそうな

ひどい別名を付けられているそうです。

 

鳥の気持ちは分かりませんが、

気を落とさずに頑張ってもらいたいです。

 

“糞鳶”ことノスリ  なかなかのイケメンなんですが、、、

 

写真②0131.png

 

“馬糞鷹”という別称は

この「チョウゲンボウ」という鳥に対しても使われるそうで。

ひどいもんです。

 

写真③0131.jpg

 

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最終更新:2024/12/16 RSSについて

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