2018 年01 月31 日(水) 佐々木
焼鳥の話などではなく
冬休み中に実家の近くで撮った写真ですが、
鳥の名前が分かりません。
(※モザイク部分はハトをお食事中ということで、、、)
気になったもので、ネットで「猛禽類」「タカ」などの
ワードで画像を検索してみたところ、
鳥素人には見分けがつかない似たり寄ったりの
鳥類がいくつも存在するようです。
その中から写真の鳥を特定するには、
羽の模様や各部位の形状から
僅かな違いを識別せねばならず、、、
なかなかの時間と労力を伴う作業です。
しかしながら、小学生時代を全盛期の宗兄弟と共に
駆けぬけた世代としては、鳥の1羽や2羽見分ける程度のことは、
茂氏(兄)と猛氏(弟)を見分ける過程で培った
目利き力をもってすれば、そう難しいことではないだろう、
とタカをくくっていたのですが、これがまあ手ごわいのです。
例えば、羽の模様が明らかに違うものは
候補から外していくのですが、
ややこしいことに猛禽類のほとんどが、
幼鳥/成鳥の時期や、オス/メスで
その模様が違ったりするため、
当初は見た目が全然違うからと除外していた種類の鳥も、
条件次第では
「鳥(チョウ)ーッス!...写真の鳥、
もしや幼鳥時代の自分かも知れないっす。」
とばかりに、どうにか確定しつつある候補枠内に
バサバサと飛び込んで来るもんで、
調べを進めるほどに、絞り込むつもりが
逆に増えてしまうという珍事態に陥ってしまうのです。
さらには、これに違いないと思った鳥を調べてみると
「ハトを捕食することはありえない」との記述が出てきたり、
そもそも時期的に日本にいるはずがなかったり
(渡り鳥で海外へ移動中)と、
調べては振り出しへ戻る、の繰り返しで遅々として進みません。
らちが明かないのでこれだけは使うまいと決めていた
「ネット掲示板」を頼って質問してみたところ、、、
Q:この鳥はなんですか?(15:05)
A:過眼線と顎線が明瞭ですね。
これはタカ目タカ科の「ノスリ」です。(17:00)
Q:ありがとうございます、ベストアンサー差し上げます(17:15)
と、半日もたたぬうちにあっさりと正解をいただきました。
(初めからこうすれば良かった、、
それにしても鳥類マスターの知識たるや!)
ちなみに「ノスリ」は、(諸説あるようですが)
鷹狩に使いものにならないことや、
猛禽類の中でもそこいら中にいる鳥、というマイナスイメージから
「糞鳶(くそとび)」や「馬糞鷹(まぐそだか)」という、
今にもPTAが怒鳴り込んできそうな
ひどい別名を付けられているそうです。
鳥の気持ちは分かりませんが、
気を落とさずに頑張ってもらいたいです。
“糞鳶”ことノスリ なかなかのイケメンなんですが、、、
“馬糞鷹”という別称は
この「チョウゲンボウ」という鳥に対しても使われるそうで。
ひどいもんです。
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