我慢、我慢、我慢、我慢の連続

こんにちは、企画営業2部週末ジョガーの森田です。

 

私の趣味といいますか、精神衛生上の安全装置として

ジョギングが習慣づいています。

 

週末にちょろちょろ走るレベルの代物ではありますが、

道楽として楽しむにはそれぐらいがちょうど良いのです。

 

そんな私ではありますが、

今年の日本記録誕生に沸いた「東京マラソン」と、

出身地で開催される「静岡マラソン」のフルマラソンに、

2週連続で出場してきました。

 

今回はそのご報告です。

 

東京マラソンといえばエントリーの倍率の高さが話題になるなど、

そもそも出場するのが難しい大会です。

 

毎年、抽選結果発表日には、

SNS上で喜びや悲しみの報告が入り混じり、

もうそれだけでドラマが展開されているかのよう。

 

しかし、東京マラソンには、一般エントリー以外にも

参戦する方法があることをご存知でしょうか。

 

その一つが、各都道府県の陸上競技協会から

推薦で出場する「準エリート」と呼ばれるものです。

 

フルマラソンの持ちタイムが、

2時間55分を切るなど条件はあるのですが、

今回、出場する機会をいただけました。

 

普段の練習の感覚から、

 

・最低限:2時間50分

・無難に走って:2時間45分前後

・上手いこといけば:2時間40分切り

 

といった具合で目標タイムを設けて大会当日を迎えました。

 

当日の気象条件は、暑すぎず寒すぎずで絶好のマラソン日和。

緊張感よりも、東京マラソンを走るわくわく感を抱え、

いざ東京の街中へ駆け出したのでした。

 

スタートしてから最初の数キロは、

タイムの感覚がつかめず早くなりがちなのですが、

一向にタイムが落ち着いてきません。

 

1キロあたり3分40秒前後のペースで進んでいました。

(3分45秒ぐらいにペースで2時間40分を切るような感じです)

 

道中、都心の道の真ん中を走る楽しさを味わいつつ、

心の中では

「まずいな、これだと最後まで足が持たない、ペースを落とさなければ」

と思いながらレースは中盤までやってきます。

(あとからタイムの推移をみると、

 この時の心境が如実に反映されていたのでした)

 

ハーフを過ぎたあたりで、身体の調子を顧みたところ、

どうやら行けそうだと決断し、そこからペースを上げていきました。

 

あとは我慢、ひたすら我慢、ビル風がつらくても我慢・・・。

我慢の連続の果て、2時間37分5秒で

見事、目標を達成することができました。

 

が、しかしこれはまだ半分が終わったにすぎません。

 

筋肉痛が和らいできたところで迎えた次の週末。

やってきました、静岡マラソン。

 

思い返せば半年ほど前、奈良の知人から

「2時間40分を切りたいから一緒に走って」

と連絡を受け、

「東京マラソンがあるので20~30キロぐらいまででしたらいいですよ」

と安請け合いしたことにより始まった今回の荒行。

 

口では憎まれ口をたたきますが、わざわざ静岡で集まる間柄、

久々に一緒に走れたので楽しいひと時を過ごしました。

 

さて、結果は途中トイレに立ち寄りながらも、

今回の旅の相方を25キロ過ぎで置いていき、

最後は気持ちだけで2時間39分切りのゴール。

 

本当に長くつらかった、

東京に比べ全てを出し尽くした42.195キロでした。

 

だって相方がいなければ東京の翌週ということもあり、

頑張る理由がないのですから・・・。

 

何かに取り組む際、改めて目標や理由を持つことの

大切さを学んだ2週間、しかしそれ以上に

「2週続けては参戦しない」と誓った2018マラソンシーズンなのでした。

 

 

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最終更新:2024/09/12 RSSについて

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