トライ　ブログ

『100㎞チャリップ　～多摩湖へ～』

1年10か月前に入れたチャリのアプリが1万㎞を超えた。月平均で450㎞くらいの走行距離だ。ちなみにチャリダー（定期的に自転車を漕ぐ人）歴は8年くらい。

なんて言うと、チャリダーではない人からは驚嘆されるが、ローディー（ロードバイクに乗った本格的なチャリダー）から見れば、私なんぞは「ゆるゆるチャリダー」だ。その証拠に、1回の走行距離が平均20～30㎞しかない上、

春は写真を撮ったり、

夏も写真を撮ったり、

秋も写真を撮ったり、

冬も写真を撮ったり、

と、写真を撮ることに情熱を燃やしていて、高い心拍数をキープすることや走行距離を延ばすことにはあまり情熱を燃やしていない。

ところが、ある時、気の置けないチャリ友（←この人はローディー）に「100㎞くらいの日帰りなら行けるよね？」と軽く挑発され、余裕ぶってコクリと頷いてしまった。

というわけで、某土曜日、朝8時にチャリ友3人で集合し、多摩湖に向けチャリップ（自転車旅）へ。全行程の6～7割は多摩サイ（多摩川サイクリングロード）をひたすら漕ぐコース。多摩湖＝多摩川の上流にある＝基本的にゆる～い上り坂が続く。これがじわじわと体力を奪う。途中でランチ休憩はしたものの、多摩湖直前の長い上り坂では心が折れそうになった…。

でも、まあ、なんとか多摩湖に到着。達成感に浸ってしまいそうになるが、復路があることを忘れてはならない。

多摩湖周辺は景色を楽しみながら、しばしポタリング（自転車でブラブラ散歩すること）。そして復路へ。（帰りはゆる～い下り坂だから余裕、余裕♪）と思っていたのに、多摩サイは結構な向かい風で、往路の疲労も相まって、全然余裕じゃなかった…。

でも、まあ、なんとか暗くなる前に無事帰還。

決して楽ではなかったけれど、とにかく景色がきれいだったし、腹ペコで食べたうどんは最高においしかったし、何より1日で100㎞漕げる自信もついたし、挑発に乗ってよかった（笑）。

「運」が「動く」と書いて「運動」。思考回路がスーパーポジティブな私は、毎月400～500㎞分の運を動かしていると思うだけで、自分の運がものすごくいい方向に、しかもものすごいスピードで動いている気になる。こういうめでたい思い込みをしていると、実際にめでたいことが起きる（気がする）ので、これからも「ゆるチャリダー」を続けようと思う。

おしまい。

※自転車保険への加入はもちろんのこと、チャリ用のヘルメット、夏の日焼け対策、冬の防寒対策、定期メンテなどは「ゆるチャリダー」でも万全です！