2002FIFAワールドカップ記念
日本サッカーミュージアム

住  所
文京区本郷3-10-5 サッカー通り JFAハウス
電  話
050-2018-1990
アクセス
JR「御茶ノ水駅」下車 徒歩6分
東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水駅」下車 徒歩6分
東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」下車 徒歩6分
ホームページ
詳細はホームページよりご確認ください
https://www.jfa.jp/football_museum/

御茶ノ水駅から、東京医科歯科大と順天堂病院にはさまれた細い道を本郷通りまで出ると、都心のオフィス街には似つかわしくない「サッカーミュージアム」という交差点にぶつかります。03年12月、その交差点から坂道を下ったところに「2002FIFAワールドカップ記念日本サッカーミュージアム」がオープンしたことから名づけられました。
「日本サッカーミュージアム」は、日本サッカー協会が02年FIFAワールドカップ日韓大会の開催を記念して開設したサッカーの展示施設。入口のある1階、ショップのある地下1階、そして有料フロアとなる地下2階に分かれています。

無料で見学できる1階には、日本サッカー史に刻まれたゴールを記した「世界の壁」、国内外のサッカー情報を閲覧できる「情報コーナー」のほか、世界初の大型映像装置メガビジョンを備えた「ヴァーチャルスタジアム」があります。
これまでワールドカップに挑戦してきた日本代表の戦いの軌跡を見ることができる「ヴァーチャルスタジアム」ですが、特筆すべきはその映像の迫力。大スクリーンにピッチ全体を映し出す映像は、まるでスタジアムで観戦しているかのような臨場感にあふれています。ピッチ上の全22選手の動きやポジショニングを把握できるので、サッカー通なら興奮間違いなし、なかなか見ることのできない映像が楽しめます。
また、無料で遊べるサッカーゲーム機も設置されていて、学校帰りの小学生などの人気を集めています。その他に、今年6月に開催されるワールドカップ南アフリカ大会の組合せ表や日程が壁一面に貼り出されているので、あと数ヶ月で世界中が熱狂するワールドカップが始まるのだと実感できます。

同じく無料の地下1階は、Jリーグに所属するクラブを紹介する「Jクラブディスプレイブース」や日本代表・Jリーグ関連グッズやオリジナルグッズを販売するショップ「FLAGS TOWN」、05年から設置された「日本サッカー殿堂」などがあります。

地下2階は有料フロア。「2002FIFAワールドカップ」の記録に始まり、特殊な映像装置を使った一流選手のテクニックを解説する「トレーニングサイト」、日本代表ロッカールームの再現、そして日本サッカーの激闘の歴史を振り返る展示などのほか、世界トップ10入りを目指して戦う各年代の日本代表を紹介しています。

有料フロアでは、日本サッカーの歴史がわかる「ヒストリーウォール」ほか11の展示ゾーンが設置されています。

また、「トロフィールーム」ではワールドカップ・トロフィーのレプリカが置いてあり、実際に触れることもできます。「もし自分がワールドカップで優勝したら……」なんて想像して、トロフィーを高らかに掲げるのも一興かもしれません。
いまやワールドカップの常連となった日本代表ですが、かつては苦難の道を歩んできました。そんな日本代表の歴史を知ることで、代表チームの応援にいっそう力が入るかもしれません。6月のワールドカップ前に、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

輝かしい過去の歴史を物語る数多くのトロフィーも展示しています。